ほんの少し前までは、女性に年齢を聞くのは禁句でした。
でも、インターネットのが普及しはじめると同じくらいに、女性から「私、何歳に見えます？」と聞かれることが多くなってきたように感じます。
アルコールが提供される店では、カウンターの中の女性が男性客に聞くというのはよく経験することです。
バーやスナック、キャバクラだけでなく、現在は、仕事場でも経験しますし、そういう場に遭遇したりもします。
当サイト管理人の私の場合、人事異動などで新任の女上司と打ち合わせで隣の席になったとき、休憩の時などに聞かれたりすることが多くなってきました。
また、取引先でも、今度からウチを担当することになった女性に聞かれる、なんてことも珍しくありません。
このような、女性から「私、何歳に見えます？」を、男性としてどのように対応するべきか、それぞれのシチュエーションや状況などから考えてみたいと思います。
「私、何歳に見えます？」
私、何歳に見えます？
一般的に女性は「若く見られたい」ものです。だから「私、何歳に見えます？」の質問をする女性の見た目から推察できる「推定年齢」より10歳下ぐらいを答えるのがそつのない答えでしょう。もっと理想的な答えは、女性の実年齢からマイナス5歳です。しかし、見た目年齢より5歳下と思って答えても、実年齢を超えてしまうかもしれません。
そこで、35歳くらいかなと思ったら、「25から30歳くらいですか?」と答えるのが、一般論としての正解です。
とはいえ現実的には、質問してきた女性の見た目年齢がこのセオリーが当てはまらないことが多々あります。
明らかに女性の見た目が20代の場合、10歳マイナスして19～10歳というのは現実的ではありません。そんなことを口にした瞬間、それまで築いた関係が崩れ落ち、マイナス関係になりかねませんよね。
以下に、それぞれのシチュエーションごとに、相手を立てて、その場の空気をしらけさせない答え方を見ていきます。
「僕と同じくらい…かな？」
比較的若い女性 … 職場の若い女性社員やお店の女の子の場合を見てみましょう。
なじみの店で飲んでるときとか、ママから「この子今日からなんで、よろしくね！」なんて、カウンターの中の女性を紹介されたりしますよね。
彼女が自己紹介しながら、それまではどこの店だったかとか、OL時代はどんな仕事だったか、休みの日は何しているか…などひととおりの話しの後、話題が途切れさせたくないからか「私、何歳に見えます？」と聞かれることありますよね。
会社で休憩時間や雑談時などでも、「私って、何歳だと思います？」とか聞かれたりしますよね
そのときどう返事します？
質問をした子は年齢を当ててもらうよりも、自分のことをもう少し知っておいてもらいたいという気持ちもあるでしょう。会話をつないで場を盛り上げたいとの気持ちもあるはずです。
経験則で言えば、
「僕と同じくらい…かな？」
「僕より、10コくらい下…？」
このようなあいまいな答えが、場を繋ぐ答え方としていいようです。
この解答をすると、当然女の子から
「◯◯さんって、何歳ですか？」
と、逆にこちらの年齢を質問されます。
正直に答えると
想像年齢よりもはるかに違っている場合など、
「えーっ、私って、そんなに子供に見えます～っ！？」
「そんな～！、私のことそんな風に思ってたんですか！？」
彼女からこんな言葉が返って来そうですが
そこで、じゃ、君は何歳なの？と聞き、年齢が分かった時、間髪入れずに
「ホントに？… カラカイなしに？」
この返しが重要です。
そして、続けて、
彼女との日頃の雑談などや自己紹介を思い出しながら
「なるほど、そうなんだね！」と続けるのが正解です。
「美容に気を遣っているっていってたよね。だから、肌がきれいで若いんだ！」
「スポーツしてるからなんだね、体が引き締まってるからからだ年齢と一緒に若いんだ！」
「英会話スクール行ってるから、向上心が心身全体を磨いて若々しく見えるんだね！」
深い意味はない場を繋ぐだけの質問だったとしても、女性は若く見るられたいし、どういう理由でそう理解してくれているのかを知ると一層うれしいものです。
相手の男性に好感を持つのは間違いナシです。
「こんなにお若くて、もうエリートなのかと…」
仕事で関わることが多い女性…女上司との場合を見ていきましょう。
会社内部では、人事異動などで女性の上司が異動になってくることが多くなってきましたね。
当サイト管理人も、5年ほどの間に2人の女性上司に仕えたことがあります。
仕事中はこのような会話は起こりませんが、歓迎会などの2次会ではよくこういう質問受けることがあります。
私、何歳に見える？
その場での、それまでの流れで冗談なのか、明日からの業務に影響しそうな真剣な質問なのかを判断しなければなりませんが、ここでは2通りの答えを考えます。
上司がほどよく、気分よく酔っているところにお酒の酌をしに行ってこの質問を受けた場合は、
「30代ですよね！？
お若いのに、もう課長なんてスゴい！この方の下で働けるのかと思って、うれしいです」
「お会いするまでは、40代の方かと思ってたんですが、想像より10歳はお若いのでビックリです！」
「30代ですよね。私は34歳なんですが、40歳までの6年でも課長にはなれる訳けなくて、エリートの課長のしたで一生懸命鍛えてもらいたいです。」
会社内の勤務時間中に「私、何歳に見える？」と聞かれた場合、表面的な質問の裏に、上司とあなたの技量の差、頑張り具合、情熱度合いを込められている可能性が高いです。それをふまえて解答するのが大事です。
「まだお若いと思っています。課長の年齢の時に私がそこまで行けてるかどうか…」
「お若いのに責任ある地位にいらっしゃるので、かなりがんばったんだと思います！」
「出世頭と伺っています！私も見習って粉骨砕身がんばります！」
女性上司が男性部下への遠回しな指導なのか、純粋に何歳に見えるか聞いているだけなのかは、別にして、目上の女性からのこの手の質問は、こちらも遠回し的に答えながら、努力する意思を湿すのがいちばんです。
まとめ
女性から「何歳に見える」の質問を受けたとき、その答えに窮しますよね。
日頃からどのように返答するか予行練習しておいた方がいいかもしれません。
その際に、具体的な年齢を出さない方が賢明です。
相手が褒めてほしいポイントはどこかを常に意識しておくことも大事です。
そして、どうしてそう感じたのか、若く見える理由をすぐに示すことです。女性の趣味や美容法で納得させることが効果的です。
