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パリ同時多発テロの主犯格アブデルハミド・アバウドはこんな人

   

woパリ同時多発テロの主犯格・アブデルハミド・アバウド容疑者が、11月18日、パリ郊外サンドニの犯行グループの潜伏先の拠点でフランス当局の急襲作戦で死亡しました。

情報が少ない、アブデルハミド・アバウド容疑者について、集められる限りの情報を集めてみました。

 

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モロッコ系のベルギー人

アブデルハミド・アバウド容疑者は、ベルギー人です。
2014年の内戦中のシリアに渡航。
イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」に参加。

今回のテロの首謀者でもあり、欧州でこれまでに起きたテロ計画にも関与してたと見られています。

 

当局はアブデルハミド・アバウド容疑者の動向を把握していなかった

襲撃事件の前、フランス当局はアブデルハミド・アバウド容疑者がフランス国内に潜伏していることを把握していませんでした。
把握していて、このような事態になったのであれば、大きな問題で、責任問題にまで及ぶことだったでしょう。

把握していなかったことを認めた仏国カズヌーブ内相は11月20日に開催されるEU内相会議でテロの予防のため各国に連携強化を求める考えを示しています。

 

当局は潜伏先を目撃情報と盗聴で察知

当初、アバウド容疑者はシリアに潜伏中と思われていました。

しかし、警察当局の情報活動によって、目撃証言と盗聴からアパートを拠点にして潜んでいることが判明しました。
すぐさま、アパートの捜索を行ないました。

捜索は銃撃戦になり、7時間の銃撃戦の末に、遺体で見つかったということです。遺体には銃撃戦の弾痕が数多く残っていたそうです。
その遺体の指紋からアバウド容疑者であることが判明したのです。

 

自爆した女性は彼女?

捜索に踏み込んだ警察当局は、女性に「彼氏はどこだ?」と質問しています。それに対して女性は「彼氏じゃない」と答えます。
後の調査でその女性はアバウド容疑者のいとこの可能性があると分かりました。

 

4件のテロ事件に関与の疑い

仏国カズヌーブ内相の見解では、アバウド容疑者は今年4月以降少なくとも4件のテロ事件に関わっているとしています。

・2015年4月
アルジェリア人男性がパリ郊外のキリスト教教会を狙ったテロを企てた疑いで逮捕されたテロ未遂事件

・2015年8月
フランス北部を走行していたアムステルダム発パリ行きの高速鉄道の車内でモロッコ出身の男が乗客に発砲し2人がけがをした事件。
男への取り調べの中でアバウード容疑者の名前が何度も出てきています。

・2015年8月
シリアの過激派組織IS=イスラミックステートの支配地域で訓練を受けフランスに戻ったところを拘束された男は、取り調べの中で、「アバウード容疑者の指示を受けてフランスかヨーロッパでテロ事件を起こす予定だった」と供述したということです。

 

EU内の情報連絡徹底が大事

今回の大きな教訓は、重要な指名手配者が国内に入っていることを警察当局が把握していなかったということです。

シリアにいるものと認識していた容疑者がパリ郊外で130人もの一般人を巻き込むテロを起こすのですから、その失態は大きいです。

テロ直後にフランスはシリアのIS国に報復爆撃をしていますが、それよりも、自分たちの非を重く受け止め、テロの未然防止に最善のチカラを尽くすことが大事です。

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