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村上春樹さんが2016年ノーベル文学賞が確実視されるワケと選考方法公開!

   

これまでも何度か、村上春樹さんがノーベル文学賞受賞が取りざたされますが、2016年はこれまで以上に受賞が確実視されています。

 

村上春樹さんが今年こそ、受賞できるのではないかという根拠をご紹介します!

そして、ノーベル文学賞の選考方法もご紹介します!

 

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ノーベル文学賞の受賞者には一定の傾向がある

ノーベル文学賞の選考はやはり人間が行ないます。
しかも文学という、非常に好みが影響されやすい分野でもあり、これまでの受賞者の作品を分析してみると、多少なりとも明らかな受賞する傾向があります。

 

過去のノーベル文学賞受賞者の受賞傾向と作風

過去の受賞者の作品や作風を見ていくと、ノーベル文学賞を受賞する傾向が見えてきます。

ある文芸評論家の分析では、「現代的テーマがあり、社会性が強いもの」が受賞する傾向があると言います。

たとえば2015年受賞したベラルーシの作家、スベトラーナ・アレクシエービッチさんは、現代の苦しみと勇気を如実に表す、多様な声を集めた記念碑的作品だったことが受賞の理由だったといいます。

 

村上春樹さんがこれまでノーベル文学賞を受賞できなかった理由

では、多くのが受賞し、ノーベル文学賞受賞者の登竜門である「フランツ・カフカ賞」を村上春樹さんが10年も前に受賞していながらいまだにノーベル賞を受賞しないのか。

 

その理由を、ある有力文芸評論家のひとりは、村上さんの作品に「批判精神の欠如」と「通俗性が強すぎる」点を指摘しています。

 

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2016年村上春樹さんのノーベル文学賞受賞が確実視されるワケ

では、これまで呼び声高かった中で受賞しなかった村上さんが、今年の2016年ノーベル文学賞が非常に濃厚なのか、別の文芸評論家の方はこのように分析しています。

 

受賞濃厚な理由1 … 翻訳言語数50以上という実績

フランツ・カフカ賞を受賞したころの翻訳数は40以上でした。
それから10年たった今は50以上の言語に翻訳されて出版されています。
それほどに、村上さんの知名度が高いと言えますよね。

ノーベル文学賞の受賞の第一段階は、世界中の有識者からの推薦から始まります。
つまり、推薦されないとノーベル賞の候補にありえないんですが、50もの国で出版されていれば、候補になるのは間違いないでしょうし、それほどの国で愛されていることは、選考委員にもなんらかの影響を与えて当然でしょう。

 

受賞濃厚な理由2 … 選考委員の変化

最終的には5人前後に絞られた候補者について、その候補者の作品全部を読んだうえで、アカデミー会員が議論し、投票の上でノーベル文学賞が決まるのです。

つまり、最大のカギを握っているのは18名から構成されるアカデミー会員です。

 

文学は、どうしても個人の好みが反映されて仕方ないものです。
これまでのアカデミー会員は批判精神などを重視する傾向にありました。

しかし、最近、このアカデミー会員の若返りが図られ、虚構の世界も評価されるようになってきたのです。

村上春樹作品の大きな特徴は「現実」+「虚構」の世界です。

ということですから、これまではどうしても賛成多数を得られなかった村上さんの作品が、これからは多数意見を占める可能性が高くなったということです。

 

ここに、2016年の村加春樹さんのノーベル文学賞受賞が濃厚だと言われる理由があるのです。

 

ノーベル文学賞はどんな方法で決まるのか?

ここ10年ほど村上春樹さんのノーベル文学賞受賞が話題になりますよね。

でも、残念ながら受賞できていんですが、村上春樹さんがノーベル賞の候補になっているかどうかも分かりませんよね。

じつは、ノーベル文学賞の選考方法は、他のノーベル賞の選考方法とはちょっと違っているんですよ。

そのノーベル文学賞選考方法をご紹介します

 

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ノーベル文学賞に選ばれるまでの流れ

前年秋 5人で構成される「選考委員会」が世界中の有識者へ推薦依頼状を送る
3月末 寄せられた推薦状から150人ほどの第一次リスト作成
4月末 12~13人ほどの第二次リスト作成
5月末 5人前後の第三次リスト作成
第三次リストをもとに
定員18名アカデミー会員が議論
10月第2or第3
木曜日
投票により決定

 

つまり、ノーベル文学賞の最初の関門は、世界中の有識者の推薦リストにエントリされる必要があるということですね。

そのためには、世界的な知名度が大きなポイントになるとも言えますよね。

 

その点では、村上春樹さんの作品は世界中50か国で翻訳・出版されているので問題ないでしょう。

なによりも、ノーベル文学賞予想で定評のある「ブックマーク」の受賞予想候補で、村上春樹さんは毎年1位~2位にランキングされるので、第三次リストまでエントリーされているのは間違いないでしょうね。

 

作品ではなくて作家の全作品がノーベル賞の対象になる

他のノーベル賞受賞と大きな違いは、他の賞は成果や技術に対して賞が贈られますが、ノーベル文学賞は、特定の作品そのものではなく特定の個人に贈られるのです。

つまり、選考委員は第三次リストでノミネートされた5人前後の候補者の作品、全部を読み、それらの結果をもとに議論し、投票するという仕組みになっているのです。

 

ノーベル文学賞の選考過程は『50年間非公開』

ノーベル文学賞の選考方法は上述したような仕組みで、候補者が絞られてきます。

しかし、第三次リストをもとに18名のアカデミー会員がどのように議論sに、誰が誰に投票したかという具体的な審査方法は、原則50年後に公開するようになっているんです。

 

これは、選考委員やアカデミー会員の自立性を確保する狙いがある
と考えられますね。

誰が誰に投票したかなどがすぐに公開されれば、選考委員、アカデミー会員が決まったときから、それらの方々がこれまでの評論などを参考に誰が最有力候補なのかが、推測できますよね。

 

それに、狂信的なファンが、愛読作家以外の候補に投票したアカデミー会員への攻撃などのリスクも考えられますよね。

そういった危険を回避するうえでも、非公開にしているんでしょうね。
科学的、化学的な分野と違って、文学はどうしても好みが反映されるのは避けられないでしょうから、そういうのを回避しているんですね。

 

それにしても、50年間非公開というのはちょっと長いですよね。
選考員やアカデミー会員は、どうしても高齢になっているでしょうから、それから50年後といえば、おそらく当時の選考委員はもう生きて答える方は少ないでしょう。

つまり、そこまでしてでも、選考委員、アカデミー会員の自立性を確保したいというのでしょう。

 

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村上春樹さんの直近の作品とプロフィール

1979年 デビュー作「風の歌を聴け」が群像新人賞
1987年 ノルウェイの森」が大ベストセラー。2010年映画化
2006年 フランツ・カフカ賞受賞
2013年 色彩を持たない田崎つくると彼の巡礼の年」発売
2014年 作品の翻訳言語数50以上

 

直近のノーベル文学賞受賞者

2011年 トーマス・トランストロンメル(スウェーデン)
2012年 莫言(中国)
2013年 アリス・マンロー(カナダ)
2014年 パトリック・モディア(フランス)
2015年 スヴェトラーナ・アレクシエーヴィッチ(ベラルーシ)

 

まとめ

村上春樹さんのノーベル文学賞受賞が取りざたされるようになったのは、その作品の素晴らしさもありますが、ノーベル文学賞の登竜門とも言われるフランツ・カフカ賞を受賞したことが大きいですよね。

この賞を受賞したその年にノーベル賞を受賞した作家も多数います。

村上さんは受賞直後から毎年名前が上がるんですが、残念ながら選ばれてきませんでした。

そして、フランツ・カフカ賞受賞時には40だった翻訳言語がいまでは50を超えています。

それだけ、年を追うごとに村木文学ファンが世界に増えている証拠でもあります。

 

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