10代日本最高記録の岩出玲亜が名古屋ウィメンズマラソンで優勝を目指す!
2016/03/12
マラソンで10代日本最高記録を保持の岩出玲亜選手が
名古屋ウィメンズマラソンに招待選手として出場します!
どんな走りを見せてくれるでしょう。
そんな岩出玲亜選手をwikiしました!
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岩出玲亜選手のプロフィール
西原 加純(いわで れいあ)
生年月日:1994年12月8日
生誕地:三重県一志郡一志町
身長:154㎝
体重:42kg
血液型:O型
出身校:津市立一志中学校
豊川高等学校
家族:父 輝重さん、母 綾子さん 妹 つばめさん
所属:ノーリツに (2013年4月入社)
生産統括部物流システム部 企画管理課
岩出玲亜選手の中学、高校時代
幼少のころから足が速いことを自他ともに認めていた岩出選手は
地元の中学、一志中学校で本格的に陸上を始めます。
この中学時代からその素質が発揮され、全国中学駅伝大会に
2年連続して出場します。
2年目の2年生のときは、22位から12位と10人抜きをして、周囲を驚かせました。
また、3年生のときには都道府県対抗女子駅伝に出場して
中学生区間がある8区にエントリーされるんです。
出所:トレンド40s&50s
高校は東海地区では陸上名門の豊川高校に入学し、陸上を続けます。
3年生のときにキャプテンに就任します。
しかし、キャプテンの3年生のときに全国高等学校駅伝競走大会で
3連覇を逃すなど、岩出選手本人の成績もかんばしいものがありませんでした。
3連覇を逃したのも「自分のせい」だとかなり落ち込んでいたそうです。
それだけ責任感が強かったのでしょうが、だれだってスランプの時期はありますよね。
それが、卒業後の翌年、ノーリツ陸上部1年目で
周囲どころか本人も驚く成績を出すことにつながったのではないでしょうか。
19歳で10代日本マラソン最高記録樹立!
2014年11月16日に行われた「横浜国際女子マラソン」
3位に入賞した岩出玲亜選手はこのとき19歳。
そのタイムは2時間27分21秒。
これは、市橋有里さんが2000年に長野マラソンで出した
10代最高タイム2時間29分12秒を14年ぶりに更新したんです!
このときは日本中の女子長距離界が大騒ぎになりました。
とくに日本中の大学、高校陸上関係者の驚きは大きかったでしょう。
というのも、岩出選手はこの横浜マラソンが初マラソン。
さらに、練習でも30キロしか走ったことがないというんです。
つまり、31キロ以上走ったのはこの日が初めてで、
しかも、日本で10代のだれもが出さなかった記録で走ったんですから、おそらく本人も、ノーリツの陸上部でも信じられないことだったのではないでしょうか。
有名選手の10代マラソン記録
・市橋有里(当時19歳)1997年3月 名古屋国際女子 2時間29分50秒
・堀江知佳 2000年長野マラソン 2時間29分12秒(下り坂コース)
・増田明美(当時19歳)1983年 2時間30分30秒
岩出玲亜選手の自己ベスト
3000m | 9分13秒30 | 2006年11月19日 |
5000m | 15分46秒37 | 2015年7月18日 |
10000m | 33分46秒12 | 2014年4月20日 |
ハーフマラソン | 1時間9分45秒 | 2013年12月23日、ジュニア日本記録 |
マラソン | 2時間27分21秒 | 2014年11月16日、10代日本最高記録 |
岩出玲亜選手は2013年、2014年と記録更新中の期待選手
岩出選手は幼少のころからその健脚が評判でした。
高校時代には大きな成果を残せなかったものの、ノーリツでトレーニングを積む中で、大きな記録を打ち立てていくようになりました。
ノーリツ1年目の2013年、山陽女子ロードレースハーフマラソンで4位入賞します。
このときのタイムが1時間9分45秒で、それまでのジュニア女子日本記録を更新したんです。
さらに、2014年には上記しましたように2時間27分21秒のタイムで
10代女子日本最高記録を打ち立てるんです。
まとめ
岩出玲亜選手の世代は東京五輪を目指す中で、岩出選手は今年のリオ五輪を目指しています。
中学時代から苦しいという先入観を抱かないままずっとマラソンを志望して続けてきて、初マラソンが大きな偉業を残したことに
「10代のうちに何かをしたかったけど、記録は単なるオマケ」
といい切るあたりが、岩出選手の大物性を予感させるものがありますよね。
リオ五輪の代表選手はまだ2枠が未定です。
ぜひ、岩出選手に内定してもらって、リオでも大活躍してほしいものです!