下町ロケット 帝国重工 財前部長と富山のセリフが現実過ぎる
【佃製作所との会談の後の帰り道】
帝国重工 宇宙開発事業部部長
財前道生
帝国重工 宇宙開発事業部
富山啓治
何が愛着だ。彼らはあのバルブの特許を持っていてなんになる。
どうせ金が目当てですよ。しぶれば多少売値を釣り上げられるとでも思ったんでしょう。
下請けの考えそうなことだ。
ま、一週間くらいしたら特許売却したいと言ってきますよ。多少、値を釣り上げてね。
50億くらいまでなら出してやるさ。それでスターダスト計画を維持できるなら、安いものだ。
下町ロケット 第二話の、佃工業から帰りの車内で
財前(吉川晃司)と富山(新井浩文)の会話が、
一部上場の大手企業が、弱小企業に対する
あまりにも見下した、バカにしたようなセリフが
実社会にも現実にありうる内容で、
見ていて鳥肌が立ちました!
「金が欲しいんだろ?」的な発想、怖いですねぇ…
私も、財務関係の部署にいるとき、こんなシーンを
何度も目の当たりにしていたので、そのシーンがよみがえりました。
弱い者いじめ、弱いものを見下した態度…。
悔しくて抵抗したいけど、そんなことしたら逆に
力でつぶされるから、できないんですよねぇ。
中小企業と大企業の、一生ついて回る力関係…
ホント、ツラいです。